医療広告ガイドライン

医療広告ガイドライン|エムディー株式会社における修正対応のポイント

クリニックのホームページ修正は、医療広告ガイドラインに準じた修正が必要です

歯科医院やクリニックなどの医療機関を専門としてホームページ制作を行うエムディー株式会社では、医療広告ガイドラインの適用によるホームページの修正対応のご相談にも応じております。

  • 「どこをどう直せばよいか不安だ」
  • 「医療広告ガイドラインに違反する事項はあるか知りたい」
  • 「ホームページの制作を検討しているが、医療広告が理解できない」
  • 「通達が届いたが、どのように修正したらよいかわからない」
  • 「修正の必要な違反事項について、罰則適用が怖い」

上記のようなお悩みに対し、不安や疑問を解消すべく、医療広告に準じた形でのポイントを押さえたホームページ対応を行っております。

医療広告ガイドラインのチェックには知識のみならず、修正実績やテクニックが必要

医療広告に違反した場合は通達が届き、修正点を指摘されます。
「指摘事項が明確に表示されているから、指摘を受けた事項のみを直せばよい」と思われる方が多いと思いますが、指摘された事項以外にも「医療広告ガイドラインを参考の上修正する旨」が記載されています。

そのため、指摘された事項は変更したものの「それ以外で修正が必要な箇所が直ってない」という事態も考えられます。
修正した箇所と未修正の箇所における意味合いに整合性がとれず、表示された内容がおかしく感じられ、貴院の信頼性を損ねてしまうという可能性も全くないわけではありません。

そのような状況を回避し、「医療機関として正しいあり方」を示すためにも、医療広告ガイドラインに則った修正は必須です。

医療広告ガイドラインで禁止される広告内容

医療広告ガイドラインで対応不可となる禁止事項は下記になります。

  • 虚偽広告
  • 比較優良広告
  • 誇大広告
  • 患者の体験談や口コミ
  • ビフォーアフターの画像など
  • 公序良俗に反する内容の広告
  • 品位を損ねる内容の広告

上記以外の内容についてはホームページで表示することが可能です。

広告対応が不可となる事項の詳細について(違反内容と修正)

修正が望ましいと思われる内容について、下記一例をご紹介します。

違反表現:当院は地域における最高の治療を提供します。
禁止理由:比較優良広告(他院との比較で優れていることをアピールするのは事実であっても禁止)
修正対応:当院は患者さんに好ましい治療を提供できるよう努めています。

違反表現:一日で全ての治療が終了します(治療後の定期的な処置が必要となる場合)。
禁止理由:虚偽広告(一日で治療が終了しないため)
修正対応:○○に関する治療を一日で実施し、その後は定期的な処置を行います。

違反表現:比較的安全な手術です。
禁止理由:誇大広告(何と比較して安全かが不明なため)
修正対応:削除が好ましい

違反表現:期間限定50%オフで実施中!
禁止理由:品位を損ねる広告(値引きを強調する項目は医療機関のホームページとしてふさわしくないため)
修正対応:削除が好ましい(値引きした費用のみを強調することなく表示)

違反表現::当院で実施した手術の術後生存率は○%です。
禁止理由:広告可能でない事項(患者の状態による影響が大きく、適切な選択としてふさわしくない情報のため)
修正対応:削除が好ましい

この地域における○○専門医は全100人中2人です。
禁止理由:比較優良広告(他院との比較で優れていることをアピールするのは事実であっても禁止)
修正対応:削除が好ましい

限定解除要件を満たすことで広告が可能となる場合があります

先述した広告における禁止事項ですが、一定の条件を満たすことで広告対応が可能となる場合があります。一定の条件は「限定解除要件」と呼ばれるもので、ホームページ内に下記を表示することで対応可能となります。

  • 掲載内容についての問い合わせ先(クリニック名、住所、電話番号、メールアドレスなど)
  • 自由診療の治療内容
  • 自由診療の費用、通院回数
  • 自由診療の主なリスク、副作用

医療機関のホームページでは「主なリスク、副作用」の表記がないケースをよく見かけます。あらゆる治療においてリスクは存在するものですので、可能な限り表示するよう、サイトの修正を行うことが望まれます。

【主なリスク、副作用の例】

  • マウスピースを用いた矯正では、一日20時間以上の装着が必要になります。
  • 歯を動かすことで歯根が吸収され、短くなる可能性があります。
  • 治療中に金属アレルギーの生じる可能性があります。
  • 喫煙の影響により、想定していた治療期間が延びる場合があります。
  • 歯科医師の指示を満たさない場合、口内環境に支障の出る可能性があります。
  • 治療と治療の間が離れすぎると、治療に問題が生じ、再治療の必要となることがあります。

医療機関ホームページ修正の対応とまとめ

医療広告ガイドラインの規制事項については今後も変更する可能性があります。そのため、ホームページの修正については医療広告に関する知識を持ち、修正対応が可能なホームページ制作業者に依頼するのが効率よい形になります。

今後の規制については当社でも状況を判断しながら各クライアント様に情報提供などを行うことを考えております。これを機会にガイドラインを遵守したホームページへ修正を検討している場合などは、最新の医療広告内容を反映しながら制作いたします。

医療広告を踏まえたホームページのご相談は下記よりお問い合わせください。

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医療広告ガイドラインの運用・修正

医療広告ガイドラインを遵守するための基本的な事項の修正はもちろん、指摘されても修正を行える体制を整えておき、速やかにサイトを修正することは今や必須となりつつあります。


クリニックにおけるホームページの適切な運用をご希望の場合は、ぜひ当社の医療広告ガイドラインについてのサービスをご活用ください。


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