医療広告ガイドライン

【2021】医療広告ガイドラインを遵守したホームページ制作|エムディー株式会社

医療広告ガイドラインを意識したホームページ制作について

2018年6月に改訂した医療広告ガイドラインにより、ホームページも広告として取り扱われることとなりました。
そのため、ホームページも医療広告ガイドラインを遵守し、医療広告に即した表記で取り扱う必要が生じています。

こちらでは、医療広告に即した内容で表示しなければならない事項を、禁止内容も含め最新の内容にてご紹介します。

「体験談」「口コミ」の表示

医療広告ガイドラインにおいて、体験談は記載できないようになりました。 掲載時点における患者の心身状態により大きく左右されるものとなるため、閲覧者に誤解を招きやすくなる怖れがあるためです。治療を受けた患者自身の身体状況は個々人により異なり、また主観的になりやすことも踏まえると情報が一方的になる可能性もあり、禁止されています。

ただ、患者等が自発的に投稿を行ったケースや、医療機関のポータルサイトのような誘引目的でない表示については掲載が可能となります。こちらですが患者へ呼びかけて投稿を促したり、医療機関のポータルサイトとして表示されているホームページを買収するような行動は医療広告ガイドラインの違反事項となりますのでご注意ください。

現在公開中のホームページに「患者さまの体験談」や「口コミ投稿」などが表示されている場合はすぐに削除してください。

Before Afterの掲載について

「治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等の広告」も広告表示が制限されている内容です。患者により治療効果や結果は異なりますが、あたかも同じような効果や結果が見込める、と思わせてしまうことにより、患者とのトラブルになる可能性の一つになりかねません。

ただ、治療を受ける患者が実際に欲しい内容として知りたい事項でもあるため、自ら望んで情報取得を希望される場合は「特定の条件(限定解除要件)を満たすこと」により掲載が可能となります。これは厚生労働省より通達されている医療広告ガイドラインにも「治療内容や費用、リスク、副作用等について十分な説明を付した場合、限定解除の要件を満たせば、掲載できます。」として表示されています。治療前治療後(ビフォーアフター)の画像掲載を希望する場合は下記を満たすよう、ホームページを修正してください。

【限定解除の条件】

  • 詳細な治療内容
  • 治療にかかった費用
  • 治療回数
  • 主なリスクや副作用

なお、「主なリスクや副作用」については可能性が考えられるものすべての記載が好ましいです。

医療機関のホームページとして正しい情報を発信する必要がある

医療広告ガイドラインの改定に伴い、医療機関のホームページは医療広告の指針に則り、対応することが望まれます。
正しい表記をホームページに反映するのが医療機関に求められているため、違反事項は修正する必要があります。

当社は医療機関を専門としてホームページ制作を行っており、医療広告に準じた内容への修正を行っております。 医療広告に関する各種ノウハウをご希望の方は下記よりお問い合わせください。

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医療広告ガイドラインの運用・修正

医療広告ガイドラインを遵守するための基本的な事項の修正はもちろん、指摘されても修正を行える体制を整えておき、速やかにサイトを修正することは今や必須となりつつあります。


クリニックにおけるホームページの適切な運用をご希望の場合は、ぜひ当社の医療広告ガイドラインについてのサービスをご活用ください。


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