DMMオンラインクリニックは、通院不要で薬を自宅に届けてくれる便利なサービスですが、「もう使わない」「他のクリニックに乗り換えたい」と感じた時、スムーズに解約できるのか不安な人も多いはず。
本記事では、「dmm オンライン クリニック 解約」をキーワードに、解約方法・注意点・アカウント削除の手順まで詳しく解説します。トラブル防止の観点から厚生労働省や国民生活センターのリンクも紹介しています。
DMMオンラインクリニックの「らくらく定期便」とは?まず仕組みを確認
DMMオンラインクリニックは、通院不要で診察から処方・お薬の配送までをスマートに完結できるオンライン医療サービスとして、多忙な現代人や人目を避けたい方々から支持を集めています。中でも注目されているのが、**「らくらく定期便」**という仕組み。これは、一度診察・処方を受けることで、次回以降は自動的にお薬が届く便利なサービスです。
とはいえ、定期便と聞くと「勝手に送られてくるのでは?」「やめたい時にやめられるの?」といった不安の声も少なくありません。ここでは、らくらく定期便の仕組みと利用の流れ、注意点まで詳しく解説します。
らくらく定期便とは?DMMオンラインクリニックの自動配送サービス
「らくらく定期便」は、DMMオンラインクリニックの診療を受けた後に、処方されたお薬を定期的に配送してくれる仕組みです。治療を継続したい人が、毎回診察の手間を省けるという点で非常に便利な制度となっています。
【主な特徴】
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処方された薬が自動で発送される(次回以降)
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定期的な診察が不要(※医師判断による例外あり)
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薬の切れ目を防げるため、継続治療に向いている
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配送頻度や内容は、診察時やマイページから確認可能
この仕組みは、特にAGA治療・メディカルダイエット・ED治療など、「継続することが前提の診療分野」において重宝されています。
仕組みをステップで理解|利用から配送までの流れ
実際に「らくらく定期便」がどう動くのか、以下のフローでイメージしてみましょう。
【らくらく定期便の基本的な流れ】
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オンライン診察を予約・受診
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WEBで簡単に診察予約が可能。
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問診後、医師によるビデオ通話での診察を受けます。
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処方内容の決定・配送プランの選択
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医師の診察結果をもとに薬が処方されます。
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この時、「らくらく定期便」を希望すれば、次回以降も自動発送される仕組みに。
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初回の薬が発送・受け取り
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最短で当日〜翌日には発送。
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自宅やコンビニ、ヤマトの営業所でも受け取り可能。
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次回の配送スケジュールが自動設定
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前回の発送日を起点として、次回分が自動的に設定されます。
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マイページに「定期配送」の詳細が表示されるのは前回発送日の翌日以降です。
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このように、定期便は診察を毎回受ける必要がない点で非常に効率的。継続治療を考えている方にとっては、大きな手間の削減になります。
定期便の費用と配送サイクル|料金は高くない?
DMMオンラインクリニックでは、定期便にしても診察料・解約料は無料です。そのため、「試しに使ってみる」「やめたくなったら途中で停止する」といったフレキシブルな使い方も可能です。
【主な費用】
項目 | 内容 |
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診察料 | 無料(初回・再診とも) |
薬代 | 処方薬ごとに異なる(例:AGA治療は数千円〜) |
送料 | 一律550円(税込)※3ヶ月以上の定期利用で実質安くなる場合あり |
解約料 | 無料(マイページからいつでも手続き可能) |
このように、縛りや違約金がないため、「解約しやすい定期便」として好評です。
どんな人が定期便を使うべき?活用例を紹介
「定期便にするとやめられなくなるのでは」と感じる方も多いですが、以下のようなケースでは、らくらく定期便が非常に役立ちます。
【定期便をおすすめする人】
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毎回診察するのが面倒な人
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薬が切れるタイミングを忘れがちな人
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価格を少しでも抑えたい人(まとめ配送で送料の総額が減る)
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人に知られず薬を受け取りたい人(コンビニ・営業所受取も可能)
DMMオンラインクリニックの公式サイトでも、「一度診察を受ければ、薬が毎月届くので安心です」といった文言で定期便の利便性を伝えています。
定期便は簡単に解約できるの?誤解しやすい点も解説
「定期便=やめられない」というイメージを持っている方も多いですが、DMMオンラインクリニックではいつでも解約可能です。具体的には、マイページ内の「定期配送」から《詳細》をクリックして、発送予定日の2営業日前までに操作すれば、次回配送を止めることができます。
⚠️注意:前回発送日から翌日にならないと次の解約操作はできないため、直後にマイページを見ても反映されていない場合があります。焦らず確認することが重要です。
信頼できる運用体制|オンライン診療のルールも整備済み
なお、オンライン診療や定期便に関しては、「本当に安全なの?」という疑問もありますが、DMMオンラインクリニックは厚生労働省のガイドラインに則ってサービス運営されています。
このガイドラインでは、適切な情報提供や同意の取得、診療継続時のリスク対応についても詳細に定められており、DMMオンラインクリニックはそれに準じた体制を構築しています。
定期便の解約はマイページから!具体的な操作手順を解説
DMMオンラインクリニックの「らくらく定期便」は、継続治療に便利な一方で、「もう使わない」「他サービスに切り替える」「お薬が余っている」など、何らかの理由で解約したいと思うタイミングもあるでしょう。
この項目では、「定期便の止め方がわからない」「うっかり発送されてしまったらどうしよう」といったユーザーの不安を解消すべく、具体的な手順や注意点、よくあるトラブルの回避策を含めて詳しく解説します。
DMMオンラインクリニックの定期便はいつでも解約可能
まず安心してほしいのは、DMMオンラインクリニックの定期便には「契約期間の縛り」や「解約違約金」が一切存在しないという点です。これにより、初回で試して合わないと感じた場合や、途中で治療を見直したい時でも、気軽に解約することが可能です。
また、解約手数料も不要なので、コスト面での不安はゼロ。この柔軟性は、DMMオンラインクリニックの大きな魅力のひとつといえるでしょう。
解約手続きの基本ルール|マイページ操作とタイミングが鍵
では、実際に定期便を停止するにはどのような操作が必要なのでしょうか。DMMオンラインクリニックでは、すべての解約手続きがマイページ上で完結する仕組みになっています。
【解約の操作手順】※2025年6月時点の情報
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DMMオンラインクリニックにログイン
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画面上部またはメニューから「マイページ」へ
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「定期配送」の項目をクリック
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解約したいプランの《詳細》ボタンを選択
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「解約する」または「停止する」ボタンを押す
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確認画面で内容をチェックし、最終確定する
この手順により、次回以降の配送は自動的に止まります。とてもシンプルな流れではありますが、注意点もいくつか存在します。
注意点①:解約は「次回発送予定日の2営業日前まで」に!
DMMオンラインクリニックの定期便では、「次回発送予定日の2営業日前」までに解約手続きを完了していないと、次回分が自動的に発送されてしまうという仕組みがあります。
たとえば、次回の発送日が金曜日の場合、水曜日までに手続きを完了していないと間に合わない計算です。この締切を過ぎると、「もうキャンセルできません」となってしまうため注意が必要です。
✔発送スケジュールの例(参考)
前回の発送日 | 次回分がマイページに表示される日 | 解約可能な最終日(例) |
---|---|---|
6月1日(月) | 6月2日(火)〜 | 発送予定の2営業日前 |
注意点②:前回発送日の「翌日」にならないと次回配送情報が表示されない
多くのユーザーが混乱するポイントの一つが、「定期便を今すぐ止めたいのに、マイページに表示されていない」という現象です。これは不具合ではなく、前回発送の翌日にならないと、次の配送情報が反映されない仕様のためです。
つまり、定期便を解約したくても、次回の配送スケジュールが反映されるタイミングまでは「解約ボタン」が表示されないことがあります。この場合は、焦ってサポートに問い合わせるのではなく、1日〜2日待ってから再度マイページを確認してみましょう。
注意点③:マイページが反映されない場合の対処法
まれに、「マイページを見ても定期便の項目が出てこない」「ボタンが押せない」といった不具合のような事象が起こる場合があります。その際は、以下の対処法を試してみてください。
✔マイページが正常に表示されないときの対処
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ブラウザのキャッシュを削除して再読み込み
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スマートフォンではなくPCブラウザで試す
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別のブラウザ(Chrome、Safariなど)に切り替える
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それでも解決しない場合はサポート窓口に連絡
公式には以下の問い合わせフォームが利用可能です:
👉 DMMオンラインクリニック お問い合わせページ
トラブル回避のポイント|国民生活センターも「定期購入」に注意喚起
解約操作が遅れてしまったことにより、「本来なら不要だった薬が届いた」「余ってしまった」というケースは少なくありません。国民生活センターでも、定期購入の解約忘れによるトラブルが多数報告されており、以下のような注意喚起がなされています。
解約時の基本は「早めの手続き」と「マイページの定期的な確認」です。特に初回だけで利用を終了したい場合、次回発送スケジュールのチェックを怠らないようにしましょう。
解約できたか不安な場合は「ステータス表示」で確認
解約手続きを行った後は、念のためマイページに戻ってステータスが「停止中」や「キャンセル済」になっているかを確認してください。万が一、反映に時間がかかっている場合は、数時間〜半日程度待って再確認するのがベターです。
また、解約完了メールが届く場合もありますので、DMMからの通知を見落とさないよう、迷惑メールフォルダの確認もおすすめします。
解約料や違約金はかかる?気になる費用について
DMMオンラインクリニックを利用している人の多くが、治療開始前あるいは定期便の解約を検討する段階で気になるのが「お金のこと」ではないでしょうか。
「解約料が高いのでは?」「途中解約は違約金があるのでは?」と心配する人も少なくありません。しかし、結論からお伝えすると、DMMオンラインクリニックの定期便には解約料や違約金は一切かかりません。
この項目では、定期便の費用構造や、途中解約時に発生し得る費用、送料の扱いなどを詳しく解説します。
DMMオンラインクリニックの解約料は「完全無料」
まず最も安心していただきたいのは、DMMオンラインクリニックにおける「定期配送(らくらく定期便)」の解約料・キャンセル料が発生しないという点です。
✅ 解約料無料の理由とは?
DMMオンラインクリニックの運営方針として、「誰でも気軽に治療を始めやすく、やめたくなったらすぐにやめられる」仕組みを提供することを重視しています。
このため、以下のようなコストは不要です:
費用項目 | 金額 |
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診察料(初回) | 0円(税込) |
診察料(再診) | 0円(税込) |
解約手数料 | 0円 |
違約金・途中キャンセル料 | 0円 |
処方せん料 | 基本0円(診察含む) |
つまり、「1回使ってやめる」「薬が体に合わなかったので停止したい」「他のクリニックに乗り換えたい」といった場合でも、一切の違約金なしでスムーズに解約可能です。
定期便でも“契約縛り”はなし|何ヶ月以上というルールは存在しない
一般的に「定期購入」や「定期便」と聞くと、最低利用期間が設けられていたり、「3回受け取らないと解約できません」といった縛り条件を想像する方も多いかと思います。
しかし、DMMオンラインクリニックの「らくらく定期便」には、そうした回数縛りや最低利用期間の制限は一切ありません。
他サービスとの違い:
比較項目 | DMMオンラインクリニック | 一般的な定期購入サイト |
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最低利用期間 | なし | あり(例:3回以上) |
解約タイミングの自由度 | 高い(いつでもOK) | 制限あり(次回分発送後など) |
解約ペナルティ | なし | あり(中途解約料) |
この「始めやすくやめやすい」仕様こそが、DMMオンラインクリニックの大きな特徴です。
送料はかかる?解約時の追加費用は?
DMMオンラインクリニックでは、薬の送料が**全国一律550円(税込)**となっています。
【送料の概要】
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基本:全国一律550円(税込)
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受け取り方法:自宅/コンビニ/ヤマト営業所
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一部キャンペーン時は送料無料(3ヶ月分一括配送など)
注意したいのは、発送準備が完了した薬はキャンセルできないため、解約タイミングが遅れると、その分の送料は発生してしまうことです。
たとえば、次回の配送が翌日に予定されている場合、その2営業日前までに解約操作をしないとキャンセル不可となります。その際の送料・薬代は返金対象外になる可能性があるため、スケジュール確認は忘れずに行いましょう。
解約後に費用が発生するケースはある?
「解約後に不明な料金が請求されてしまうのでは?」という不安もあるかもしれませんが、通常利用において解約後に新たに料金が請求されることはありません。ただし、以下のようなケースでは費用が発生する可能性があります。
✅ 想定される費用発生パターン:
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解約が間に合わず、次回分の薬が発送された場合
→薬代+送料が請求される(キャンセル不可) -
受け取り拒否・長期不在で再配達や返送となった場合
→再送費用がかかる可能性がある(配送業者の判断による) -
処方薬の内容変更や途中での診察希望
→薬の種類変更に伴い追加費用が発生する場合あり(ただし診察料は無料)
このようなリスクを避けるには、「マイページで次回の配送情報をこまめにチェック」「発送予定日の2営業日前までに手続きを済ませる」といった行動が大切です。
国民生活センターも指摘する“定期購入トラブル”に注意
DMMオンラインクリニックは「契約縛りなし」「解約料なし」という安心の運用をしていますが、すべての定期購入サービスが同じとは限りません。実際、国民生活センターには以下のようなトラブル相談が寄せられています。
「無料サンプルと思って申し込んだら、自動で定期契約になっていた」
「解約しようとしたら3回以上続けないとダメだと言われた」
「1回だけのつもりが高額請求されていた」
こうした被害を防ぐには、事前にサービスの「利用規約」「解約ポリシー」などを確認することが基本中の基本です。DMMオンラインクリニックの場合も、マイページやよくある質問のページで、常に最新の条件をチェックしておくと安心です。
DMMアカウントそのものを削除したい場合の手順とは?
DMMオンラインクリニックの「らくらく定期便」や診療サービスを利用し終えた後、「もうDMM自体を使わないからアカウントも削除したい」と考える方もいるでしょう。
DMMオンラインクリニックは、DMM.comのサービスの一部として提供されており、アカウント削除は「DMM全体のアカウント削除」という意味になります。これは、動画サービス・電子書籍・FX・英会話など他のDMM系列サービスへのアクセスも一括して失われることを意味します。
この項目では、DMMアカウントの削除方法・注意点・削除後の影響について、初心者でも迷わないように詳しく解説します。
アカウント削除はできる?条件と事前確認ポイント
DMMでは、ユーザーが自らの意思でいつでもアカウントを削除できるように設計されています。ただし、以下の条件に該当していると削除ができない場合があります。
✅ 削除前に確認すべきこと
チェック項目 | 内容 |
---|---|
定期便が停止済みか | マイページで「定期配送」の解約が完了していること |
未発送の薬がないか | 解約したつもりでも次回分が発送準備中だと削除不可になる可能性 |
残高がないか | DMMポイントなどが残っていると手続きがスムーズに進まない場合あり |
他サービスに契約中でないか | FX、英会話、動画配信などの定期利用サービスがあると削除不可 |
これらをクリアしていれば、DMMアカウントはスムーズに削除できます。
【ステップ解説】DMMアカウントを削除する手順
実際にアカウントを削除するための流れは、以下の通り非常にシンプルです。
✅ アカウント削除の操作手順(2025年6月時点)
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DMM.comにログイン
👉 https://www.dmm.com/ -
画面右上の「アイコン(人のマーク)」をクリック
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表示されたメニューから「DMMアカウント情報」を選択
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「ログイン情報」をクリック
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最下部までスクロールし、「DMMアカウントを削除」をクリック
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削除理由を選択し、「削除を完了する」を押して手続き終了
🔍 補足:
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アカウント削除後は、DMMオンラインクリニックへのログインもできなくなります。
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購入履歴や診療履歴も一部削除対象となる可能性があるため、必要であれば事前にスクリーンショットやPDF保存を行いましょう。
削除できない時にありがちな3つのトラブルと対処法
一見簡単に見えるアカウント削除ですが、実際にはうまくいかないケースも見受けられます。以下に、よくある原因と解決策をまとめました。
① 定期配送がまだ解約されていない
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対処法:
DMMオンラインクリニックのマイページにログインし、「定期配送」から該当プランを完全解約しておく必要があります(発送予定日の2営業日前までが目安)。
② DMMの他サービスに登録中
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対処法:
DMM英会話、動画チャンネル、FX口座など、何かしらの定期契約や利用履歴がある場合、削除前にその利用停止・退会が必要です。
③ 未使用のDMMポイントが残っている
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対処法:
残っているDMMポイントは削除と同時に消失します。使い切るか、あえて放棄することに納得した上で削除手続きを進めましょう。
DMMアカウント削除の注意点|一度削除すると復旧はできない
DMMアカウントを削除すると、以下の情報が完全に消去されるか、復元できなくなるため注意が必要です。
【削除に伴い失われる主なデータ】
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オンライン診療の履歴(薬の配送履歴や診察履歴)
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購入した電子書籍・動画などのコンテンツ
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お気に入り・履歴・支払い情報
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再ログイン用のメールアドレスとの連携
DMMオンラインクリニックを再び使いたい場合も、新規アカウントの作成が必要になります。また、医療に関する記録の一部が消えるため、治療の履歴を主治医と共有したい場合などは事前に保存しておくことが推奨されます。
オンライン医療の個人情報と削除ポリシー|厚生労働省の視点からも重要性
オンライン診療において、診察記録や薬の処方履歴といった医療関連の個人情報は非常にセンシティブな情報とされています。こうしたデータの削除・保持については、**厚生労働省の「オンライン診療の指針」**にも方針が明記されています。
オンライン診療における個人情報の取り扱いについては、医師法・医療法・個人情報保護法など複数の法的枠組みに沿った適正な管理が必要とされており、サービス提供者は、情報削除や保存について明確なルールを提示することが望ましいとされています。
DMMでは、個人情報の削除に関しても公式のポリシーがあり、希望に応じて利用者自らがコントロールできる設計となっています。とはいえ、削除前には履歴の保存や再ログイン不可への対策を忘れずに。
解約トラブルを避けるための3つの注意点|国の指針も参考に
DMMオンラインクリニックの「らくらく定期便」は便利で継続しやすい反面、解約タイミングの見誤りや操作ミスによるトラブルも発生する可能性があります。
定期配送サービスの性質上、一度申し込むと自動的に次回分が発送される仕組みのため、「解約したつもりだったのに薬が届いてしまった」「キャンセルしたいのに間に合わなかった」といった声も少なくありません。
本項では、そうしたトラブルを未然に防ぐために、利用者が気をつけておくべき3つのポイントと、厚生労働省や国民生活センターが発信している公的情報をもとに、安心して利用を終えるための対策を解説します。
注意点①:解約操作の締切「2営業日前」を必ず守る
DMMオンラインクリニックで最も重要なルールが、**「次回発送予定日の2営業日前までに解約手続きを完了すること」**です。
✅ 例:
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次回発送予定日:6月28日(金)
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解約締切日:6月26日(水)の23:59まで
この期限を過ぎてしまうと、薬の発送準備が始まり、解約してもキャンセルができなくなる可能性があります。これはDMM側が発送業務を外部物流と連携して行っている関係上、システム的に止められない構造になっているためです。
✅ トラブル事例:
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「前日の夜に解約したけど、発送準備中で間に合わなかった」
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「マイページに反映されるのが遅く、解約できなかった」
このような事態を避けるには、発送予定日の少なくとも3日前には手続きしておくのが安全ラインです。
注意点②:「次回配送情報の反映タイミング」に要注意
もう一つ注意したいのが、解約操作ができるようになるタイミングです。
DMMオンラインクリニックでは、マイページ上に「次回配送情報」が表示されるのが、前回の発送日の翌日以降と決まっています。そのため、前回配送直後に解約しようとしても、マイページ上にボタンが出てこないことがあります。
✅ よくある誤解:
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「解約したいのにボタンがない=解約できないのでは?」と勘違いして放置
✅ 正しい対応:
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前回発送の翌日を待って、改めてマイページを確認
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解約ボタンが表示されたら速やかに手続きする
このタイムラグに気づかず、数日後に再確認せずに忘れてしまうと、次回分が自動的に発送されてしまうリスクがあるため、リマインダーを設定するなどの自己管理が効果的です。
注意点③:アカウント削除より「先に」定期便の解約を!
「DMMアカウント自体をもう使わないから削除してしまおう」と思い立った時に注意したいのが、アカウント削除だけでは定期配送の停止にはならないという点です。
❌ よくある勘違い:
「アカウントを削除すればすべてのサービスも終了するだろう」
→これは大きな間違いです。
アカウント削除後も、未処理の定期配送が残っていると、薬が発送される可能性があります。DMMのサポートでも、「定期配送の停止を確認してからアカウント削除を行ってください」と明示しています。
✅ 正しい順序:
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マイページから定期配送を停止(解約)
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次回発送予定日が「停止中」となっていることを確認
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その後にアカウント削除手続きを行う
この順序を守らないと、キャンセルできない薬が届く+サポートにも問い合わせできないという最悪の状況に陥る恐れがあります。
公的機関も注意喚起|定期購入トラブルの実態とは?
定期購入サービスに関するトラブルは年々増加しており、国民生活センターでは注意喚起を繰り返しています。オンライン診療系に限らず、サプリや化粧品などでも「解約できなかった」「自動更新が知らないうちにされた」といった報告が後を絶ちません。
実際の相談内容:
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「初回だけのつもりが、2回目も届いてしまった」
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「解約ボタンがどこにあるか分かりづらかった」
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「電話がつながらず、解約できなかった」
DMMオンラインクリニックはマイページでの解約が明確に用意されていますが、それでもタイミングや仕様を理解していないと、他社と同じようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。
厚生労働省の指針でも「情報提供の明確さ」が求められている
オンライン診療のガイドラインを定める厚生労働省も、患者に対する情報提供の重要性を明記しています。
「患者がサービス利用を自己判断で中止できる仕組みの提示と、明確な同意取得が必須である」
このように、患者が「納得して始め、納得して終えられる」ことがオンライン診療における基本とされており、DMMもこの原則に則って「いつでも解約できる」仕組みを提供しています。
まとめ|「解約できない」は準備不足が原因。3つの注意点を押さえれば安心
DMMオンラインクリニックの解約トラブルは、**「操作ができない」「間に合わない」「順序を間違える」**といった原因で起こるケースがほとんどです。
これらを防ぐには:
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発送予定日の2営業日前までに解約操作を済ませる
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解約ボタンが表示されるタイミング(発送翌日以降)を理解する
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アカウント削除前に定期便を停止する
この3つのステップを守れば、スムーズにサービスを終了することができます。
安心・安全なオンライン診療の利用には、正しい知識と自己管理がカギです。この記事をきっかけに、ストレスのない解約・治療の見直しができる方が増えれば幸いです。